育児中、パパが赤ちゃんに授乳することもありますよね。エンゼル110番で過去に行った調査では、1人で調乳や授乳の経験があるパパは全体の9割にのぼりました。多くのパパが積極的に授乳を担当しているようです。「でもうちの子は完全母乳だから授乳は代われない」というパパ、搾乳すればママに代わって母乳で授乳することができますよ。搾乳したものを、すぐ哺乳瓶であげることもできますし、冷凍した母乳を利用する方法もあります。

ところで「適温」ってどれくらいだと思いますか?「適温」とは触れてみて、熱いとも冷たいとも感じないくらいの温度です。哺乳瓶の中身の温度が均一になるように、よく振ります。温度を確かめるために、哺乳瓶を肌に当てたり、手首など腕の内側に数滴たらしてみましょう。適温か自信がないときは、ちょっと冷めてしまったかなというくらいのほうが、安心かもしれません。

赤ちゃんを抱っこして飲ませてみましょう。何度か与えてみると、飲ませやすい抱き方がわかってくると思います。授乳タイムは赤ちゃんにとって、単に栄養を摂るためのためだけの時間ではありません。ふれあいを楽しみながら「おいしいね」「上手に飲めているね」など話しかけ、パパやみんなの愛情をたっぷり注いであげましょう。授乳後はげっぷを出してあげるのを忘れないでくださいね。