子どもが生まれると、授乳や食事の世話、おむつ替えなど次から次へとやらなくてはいけないことができますね。授乳ひとつをとっても、乳首の消毒やミルク作り、抱っこして、飲ませたらゲップをさせて、寝かせて・・・。育児ばかりでなく、掃除や洗濯、家族の食事の支度などの家事もあれこれこなすとなると、1日中フル回転。もう一人のママが欲しいくらいです。
「毎日子どもと楽しく過ごせるはずだったのに、いつも何かに追いかけられているようでちっとも楽しくないんです。」エンゼル110番には、こんなママの声がたびたび寄せられます。すべてを完璧にこなそうと必要以上に頑張りすぎて、体も、心も疲れ果てていませんか?そんなときこそ思い出したい言葉が「ほどほどに」です。とてもあいまいなニュアンスですが、100点満点でいうとせいぜい60~70点くらいのポジションでしょうか。子どもを育てるということは本当に長い時間がかかるものです。どんなママでも、すべて100点満点を目指すとやっていけません。
もちろん、「子育て」にはその日、その時にすぐにしなくてはいけない大切なこともありますが、そのほかのことは少しだけ立ち止まって休んだり、手を抜いたりしてもよいのでは?日常生活では後でもできることや、後から考えてもよいことがたくさんあるはずです。それぞれのライフスタイルがあるので、はっきりどこからどこまでという線を引くことはできませんが、そのときその場面で自分なりに優先順位をつけてはいかがでしょうか。いつも一生懸命頑張っているママ、「ほどほどに」という言葉を忘れないでくださいね。