「来年は幼稚園に入園ね」と思うと、頭をよぎる「おむつはずし」。友人の子は取れたと聞くとあせりますよね。家族や周りからもせかされ、いつまでもおむつをしているわけにもいかず、現在頑張っているママも多いのではないでしょうか。
夏はトイレトレーニングをしやすい季節です。おもらしをしても薄着なので洗濯物の量が少なく、乾きやすいということがあります。また、着ている枚数が少ないので脱ぎ着しやすい、おしっこの間隔も長くなる…など夏ならではのよさがいっぱいあります。
では具体的にはどうやってすすめるか・・・
1.まず、お子さんをよく観察しましょう。「おしっこ」の意味が何かわかっていますか?おしっこの間隔は2時間以上あいているでしょうか?
2.おしっこがたまっていそうなときにトイレ(おまるでもOK)に誘ってみましょう。朝起きてすぐやしばらく出てないなぁ、というときなどがよさそうです。
3.うまく出たらママもすごくうれしいですよね。「わーい、さっぱりしたねー!!!」二人で大喜びしちゃいましょう。うまく出なくても、当たり前と思うと気持ちが楽です。タイミングが合わなかったのでしょう。無理に誘ったり頻繁に誘ったりはだめですよ。
4.うまく出ることが続いてきたら聞いてみましょう。「おしっこ出そうなのがわかる?」「わかったら出る前にママに教えてくれる?」
5.トイレで出ないとき、おむつやパンツにしちゃったとき、これも普通のことです。だから決して叱らないで。
つまり、やることは、タイミングを見て誘う、ほめる、喜ぶ、だけ。
あせらず、叱らず、せかさず、が極意です。
とはいえ、失敗が重なってくるとママの気持ちは平穏ではいられませんよね。でもここで怒ってしまうとこじれてくることがあります。そんなときは思い切ってお休みして大丈夫。
考えてみれば健康ならおむつをしている小学生はいませんね。必ずいつかははずれます。
入園までに完全にはずれなくても、おしっこができている他のお友だちを見ていると徐々にできるようになります。ママが頑張り過ぎなくても、自然にはずれてきますよ。
ママは他のおうちの失敗談(いろんなサイトに出ています)でも読んで、笑って仕切り直してくださいね。