子育て中は「ファミリー・サポート・センター」(厚生労働省の子育て援助活動支援事業)を利用できることをご存じですか?
育児を援助してくれる人を紹介してもらえます。援助者は、主に地域の先輩ママで、専門の研修を受け、万一の事故に備えて補償保険に加入しています。対象は自治体により異なりますが、0歳~小学校6年生までが多いようです。
☆どんなことをしてもらえるの?
〇保育施設までの送迎
〇預かり保育(利用者宅または援助者宅など)
・保育施設の開始前や終了後
・ママの外出時(買い物や習い事、冠婚葬祭、上の子の学校行事など)
・ママ本人または家族の病気時
☆手続きの流れ
① 利用相談…お住まいの地域のファミリー・サポート・センターへ電話で問い合わせます。
② 会員登録…地域のファミリー・サポート・センターで会員登録をして、研修を受けます。
③ 援助の申込み・依頼…ファミリー・サポート・センターへ電話で申し込みます。援助の必要な日時・内容などを説明します。
④ コーディネート…ファミリー・サポート・センターのアドバイザーが会員の援助者を紹介してくれます。
⑤ 事前打ち合わせ…アドバイザー立会いのもと、会員の援助者と利用者、お子さまとの顔合わせ、お子さまと過ごすときの注意点などの確認、キャンセル時の取り決めなどを行います。
⑥ 援助の開始…会員の援助者が援助の提供を開始してくれます。
⑦ サポート料の支払い…利用者は会員の援助者に直接、サポート料を支払います。
活動は各市区町村主体で行われているため、援助内容や利用料金は自治体によって異なります。詳しくはお住まいの市区町村のファミリー・サポート・センターにお問い合わせください。
子育て中に、「たまには一人になりたい!」と思うのは当たり前です。「ママ友は仕事も家事も育児も一人でしているのに」「子育てから逃げているように思われない?」、そんな罪悪感は不要です。子育て支援サポートをどんどん利用して、楽になってもよいのです。子育て支援サポートを利用したママからは「少し離れることで子どもを客観的に見られるようになった。」「困った言動にも子どもなりの理由があると気づけた。」という声も聞かれました。子育てにはゆとりも大事、ママの笑顔を増やしましょう。