人見知り4ヵ月

誰にも愛想のよかった赤ちゃんが、ある日突然、顔を見ただけで大泣きするということがあります。赤ちゃんの成長のあかしといわれている「人見知り」は、ママと他者の区別がつく認知能力の発達と関係しているようです。他の人に抱っこされると、大好きなママと引き離されるのではないかという不安や恐れの感情から、おびえたように大泣きになってしまいます。ママとしっかりした愛着ができている現われですね。

人見知りは、6～8ヵ月の赤ちゃんに多いといわれますが、早い赤ちゃんは4ヵ月頃から始まり、泣き方の強さや期間も個人差があります。そして、1歳半を過ぎると次第に落ち着いてくるようです。

この時期、泣かれるからといって家の中でママと二人でじっとしている必要はありませんが、無理に人に会わせることもないでしょう。他の大人の方には「今人見知りなので」と事情を話しておくと、ママが気まずい思いをされずにすむでしょう。