おなかの赤ちゃんへの話しかけ妊娠中・産後

赤ちゃんの聴覚はママのおなかの中にいるうちにほぼ完成するといわれています。おなかの赤ちゃんには、リズミカルに打つママの心臓の音や、パパやママの話し声、テレビなどの周囲の音が羊水を通して聞こえているようです。特別なことをしなくても、毎日の暮らしの中で、赤ちゃんはママの声をいつも聞いています。その聞きなれたママの声で赤ちゃんに優しく語りかけてあげれば、赤ちゃんもきっとうれしいことでしょうね。想いをよせることで、少しずつ親子のつながりを築いていくことができるでしょう。「今朝はよい天気ね」「おはよう」「さあゆっくりしましょう」「何を食べようかな？」など、朝晩の挨拶や、日常の生活のなかでふと感じたこと、思ったことを、まず声にしてみましょう。

また、声を出して絵本を読んでみたりするのもよいでしょう。ママの声が心地よく赤ちゃんの耳に届きますね。ママ自身が好きな音楽を聴きながらリラックスして口ずさんだりすると、ママだけでなく赤ちゃんも楽しい気分になるはずです。