梅雨明けとともに、やってくる暑い暑い季節!赤ちゃんや幼い子どもは、体温の調節機能が未熟なので注意が必要です。体が小さいために同じ気温でも大人より体温が上がりやすく冷えやすいので、暑い外気とエアコンによる室内の温度差に対応できずに体のバランスを崩すことも多いようです。
 今回は、エアコンなしでも快適に過ごすウラ技をご紹介します。

【窓や戸を網戸にして風通しをよくする】
 空気が動くと涼しく感じられます。風向きを確かめて、南北、東西と風が通るように2ヵ所以上開けることがポイントです。

【扇風機を賢く使う】
 窓を開けた状態で、天井に向けて室内の熱気を拡散させるように使用すると効果的です。赤ちゃんやお子さんに直接風があたらないように気をつけましょう。

【ベランダや窓際にすだれをつるす】
 西日などの直射日光をさえぎり、室内の温度上昇を防ぐのに効果的です。遮光カーテンや雨戸を閉めるという手もありますが、すだれのほうが風通しを確保できるようです。                                                     

【ベランダや庭、玄関先に打ち水をする】
 日中は効果がありませんので、朝夕におふろの残り湯でためしてみましょう。

【紺やブルーなどの寒色の家具や涼感のあるインテリア小物、風鈴などを使う】
 感覚的なものですが、視覚に訴えるものは効果があるようです。窓越しの風鈴の音色も五感に働きかけて気分を涼やかにします。

【ゆったりとした服で過ごす】
 通気性がよく、汗を吸い取る素材のものを選びましょう。少し大きめのサイズで衣服と肌が密着するのを防ぐのもポイントです。汗をかいたらこまめに着替えさせてあげましましょう。

【行水やシャワーをこまめに浴びる】
 赤ちゃんや子どもは汗をかきやすいので、こまめに浴びることであせも予防にもなります。毎回せっけんを使う必要はないので、さっと浴びて着替えると、すっきり!します。

【冷たいタオルなどで汗止めをする】
 授乳のときなど、赤ちゃんは全身を使って飲むのでたくさん汗をかきます。赤ちゃんの頭とママの腕が密着した部分に汗がたまることもありますので、冷たいタオルをあてておいて汗をおさえましょう。