エンゼル110番には、子どもの好き嫌いや小食に悩むママからの相談がとても多く寄せられます。成長期の子どもにとって毎日の食事はとても大切なことです。今、保育園や幼稚園、学校などの教育現場でも「子どもの食育」に力を入れています。食べることが大好きで自分で料理もするというキッチンパパも多くなりましたが、仕事が忙しくて家族や子どもの食事のこととなると、ママにすべてお任せというパパもいることでしょう。そんなパパにもできる超シンプルな「食育」にトライしてみませんか?子どもに伝えたいポイントは次の2つだけです。

「食べることはおいしいこと」

どんな食事でも、子どもの前でまずそうな顔をするのはNG! 万一、パパの苦手なものが出てきても、ママの料理に多少の不満があったとしても、それを子どもに見せるのはやめましょう。子どもはパパやママの表情や、普段の仕草をお手本にして成長します。パパがまずそうな顔をするだけで、食事に対するイメージがダウンしてしまいます。子どもにとっては、「うまい!」、「おいしい!」と言いながら食べるパパの姿そのものが立派な食育です。

「食べることは楽しいこと」

食事中はできるだけ楽しい時間にしましょう。食べ物をこぼしたり、散らかしたり、小さな子どもは上手に食べられないことが多々あるものです。でも、食べている最中に叱るのはNG!です。子どもは何度か失敗を経験しながら、上手に食べられるようになっていきます。そんなとき頭ごなしに大きな声で叱ったりすると、それだけで子どもの食べたい気持ちがなくなってしまいます。上手にできないところはパパが手伝い、ちゃんと食べるお手本を見せましょう。忙しい毎日ですが、まずはパパとママが笑顔で食事を楽しむことを忘れないでくださいね。