今まで自他共認めるイクメンで、お風呂や授乳、オムツ替えと、ママと同じくらい赤ちゃんの世話をしてきて、あやせばニコニコと笑ってくれていたのに…。
ある日突然、パパの顔を見るなりギャン泣き、お風呂に入れるときも受け取った瞬間から号泣されママに戻した途端に嘘のように泣き止み、パパのほうが泣きたくなってしまった。こんな経験はありませんか?
早い赤ちゃんでは3~4ヵ月頃から始まり、6ヵ月頃にははっきりしてくるパパへの人見知り、「パパ見知り」ですね。赤ちゃんがいつも一緒にいるママとそれ以外の人とを区別できるようになったという成長過程のひとつと考えられますが、赤ちゃんの豹変ぶりについていけないパパの気持ちもよくわかります。こういう時期は、ぐいぐいとせまるのは禁物なので、次のようなことを心がけて付き合ってみてはいかがでしょうか?
☆機嫌がよいときに声かけを
あまり近づき過ぎないで、しばらくは遠目で見守ります。ママと3人で遊んでいて、赤ちゃんの機嫌がよいときにソフトに語りかけましょう。いきなり抱っこやタカイタカイは、控えたほうがよさそうです。
☆ママと仲良くしよう
赤ちゃんは、ママの笑顔が大好きです。ママが笑顔になれるような楽しい会話をしたいですね。外出時はママの顔が見えるように抱くと安心します。パパの抱っこに慣れるよいチャンスです。
☆しつこくしないで
泣かれると、パパのほうに関心を向けさせたくて、ついしつこくしがちですが、嫌がったらすぐママにバトンタッチして赤ちゃんを安心させてあげましょう。
赤ちゃんは、お座りしたり、ハイハイしたりと、日に日に成長していきます。おもちゃへの興味も広がっていくので、パパと遊んでもらうのが楽しくなる日がきっと来ると思います。触れ合う時間が少なかったり出張が多かったりするパパは、テレビ電話機能も使って、画面を通してのコミュニケーションを試してみてはいかがですか?