お風呂嫌いの孫と一緒に楽しくお風呂に入るには？2歳

不思議なことに多くの小さなお子さまはある時､急にお風呂を嫌がることがあるようです。2歳代は自我も強くなり情緒的にもめざましく発達してきて、今まで平気だったことを急に怖がったり嫌がったりします。
お風呂のお湯の温度が少しだけ高かったとか､シャワーが顔にかかったとか、泣いたら声が響いて嫌だったとか、理由がまったくわからないが大泣きなどの相談をよくいただきます。

服を脱ぐところから嫌がるお子さまもいますが、まずは楽しい雰囲気作りからはじめてみてはいかがでしょうか。お風呂で遊べるおもちゃをいくつか用意して「ジャブジャブして遊ぼうね」などと声かけしてみましょう。好きな音楽を流したり､歌を歌いながら入る準備をしても楽しいですね。
ひとしきり遊んだら､体は短時間でさっと洗って流します。あとはお話したり､遊んだり。喜んでお風呂からあがりたくない様子になれば大成功。お風呂上がりのお楽しみも用意しておき､様子をみて切り上げましょう。

しかし、うまくいく時ばかりではありません。何をしても嫌がることも多い時期です。楽しく入る工夫を凝らしても、お風呂を嫌がることもあるでしょう。そんな場合は暖かい季節ならお風呂で水遊びをしたついでに頭や体をお湯で流してあげるだけでもかまいません。寒い季節は着替えの時に体を拭くだけでもよいでしょう。
しばらくお風呂嫌いが続いても、何かのきっかけで急に喜んで入るようになることもありますから、焦らずのんびり様子を見てあげてください。