ベビーフードの栄養成分表示を見たら「食塩相当量」という項目がありました。これは、使われている食塩の量ですか?(7ヵ月)
食塩相当量とは、食品中に含まれているナトリウムの量を食塩に換算したものです。ナトリウムは食塩だけでなく広く食品に含まれている成分です。実際に食塩を添加していなくてもナトリウム量から換算して「食塩相当量」として表示されます。
なお、食品の表示基準には、ナトリウムの量を食塩相当量に換算して記載することが規定されていますが、2020年3月までにすべての表示が「食塩相当量」に変わることになりました。
そして、ベビーフードは味が濃いのでは?と心配する声がときどき聞かれますが、ベビーフードの味付けは必要最低限とし、きちんとした塩分量の規格があり、12ヵ月までのベビーフードは100g中0.5%以下、12ヵ月以降のベビーフードは0.7%以下と決められています。
ベビーフードは素材の味を生かして大人が食べてもおいしく作られていますが、塩分量が守られていますので安心してお使いください。